So-net無料ブログ作成
猫の病気 ブログトップ

おハゲちゃんも知覚過敏症候群?! [猫の病気]

おハゲちゃん発見
昨日の記事に、「猫ちゃんが喚毛期になるとお腹がハゲてしまうほどグルーミングをし過ぎる」というコメントをいただきました。
そういえばアキくんも同じことがありました。
換毛期だったかどうか時期はあいまいですが、お腹の毛が綺麗になくなって、ピンクのお肌がまる見え。しかも赤い湿疹状のものができていたり皮がむけていたり。
あわてて病院に連れて行ったら、『ストレスで舐め壊したんじゃないか』と。
過去にも、左肩のあたりを舐め壊しておハゲちゃんを作ったことがありました。あのときは小さな傷がきっかけだったようですが。

2017103001.JPG

お洋服を着せて、物理的に舐められないようにしてしまったらどうだろう?と思ったのですが、
そう簡単にはいかないようです。

毛づくろいは大事
猫さんは気付くと毛づくろいをしています。
起きている時間の半分近くを毛づくろいに費やしている、とも言わるほど、体中を念入りにペロペロ毛づくろいしています。
毛づくろいは猫さんにとってとても大事な役割があるのだそうです。
1.身体を綺麗にする
 唾液に殺菌作用があり、体中を舐めることで汚れを洗い流しているのだそうです。
 また猫さんの舌にはザラザラした突起があり、ブラシのように汚れやホコリを落とします。
 さらにノミの駆除にも効果的なのだそうです。

2.体温調節
 人間は、暑くなると汗をかき、汗が蒸発するときの気化熱で皮膚の表面温度を下げることで
 体温調節をしています。
 でも猫さんは汗をかくことができません。
 代わりに毛づくろいをすることで体温を調節しているそうです。
 皮膚や毛を舐め、唾液が蒸発するときの気化熱で体温を調節しています。
 また毛づくろいをすることで毛の中に空気が入り毛がふわふわになり、
 身体の中に熱を貯め込まないようにできるそうです。

3.ストレス解消
 毛づくろいそのものに、心を安定させる効果があるのだそうです。
 仔猫の頃に母猫から毛づくろいしてもらった記憶から、
 幸せな気持ちを感じるともいわれています。
 そのため、大きな物音に驚いたり、怖い思いをしたときなどは、
 激しく毛づくろいをしています。
 普段の行動をとることで気持ちを落ち着かせる、一種の転移行動ですね。

4.コミュニケーション
 猫さんにとって毛づくろいはとても重要なことなので、他の猫さんに毛づくろいをすることで
 友好的な関係を築いているそうです。(お猿さんと同じ…?)
 飼い主に対しても、手や顔などをペロペロしてくれることがあります。
 あれは仲間として認めているという最大の愛情表現なのだそうです。
 …最大の愛情表現なので痛いけど我慢です。

2017103002.JPG

また、毛づくろいは普通、頭⇒顔⇒脚⇒お尻、と上から下にするのだそうです。
猫さんによって多少の順番の違いはあっても、上から下に向かっていく毛づくろいは正常ですが、
逆にお尻から毛づくろいを始めるような場合は、何か異常があるというサインなのだそうです。
毛づくろいも奥が深い…。

過剰な毛づくろいの原因は?
毛づくろいは大事なので、やらせないようにすることはできません。
でも大事だからといって、おハゲちゃんができるのは困ります。
おハゲちゃんになるほど毛づくろいをやりすぎてしまう原因は、大きく分けて2つだそうです。
 1.身体的な理由:アレルギー性皮膚炎、外部寄生虫、ノミ・ダニなど
 2.心因的な理由:ストレスなど

身体的な理由で皮膚に炎症を起こしていれば飼い主でもすぐにわかるし、
動物病院で診てもらえばすぐに原因は突き止められそうです。

心因的な理由の場合、ストレス元になり得るものとして
・生活環境(生活環境が変わった、落ち着かない、トイレが汚いなど)
・飼い主が構ってくれない
・同居猫と相性が悪い
・運動不足
などなど、いろいろな原因が考えられます。

おハゲちゃんを阻止する方法は?
過剰な毛づくろいの原因が身体的な理由なら、動物病院で治療してもらえばすぐに対処できそうです。
問題は心因的な理由の場合。
ストレスが原因なら、ストレス元を突き止めてそれをなくしてあげなきゃいけません。
そうはいっても聞いても答えてくれないので、一つ一つ対応して様子を見るしかありません。
生活環境に不満や不安があるのなら、落ち着いて過ごせる場所をつくる、トイレを増やす…。
飼い主が構ってくれなくて寂しいのなら、できる限り遊んであげる。
同居猫と相性が悪いのなら、1人でゆっくり過ごせる場所をつくる。
運動不足なら、運等できる場所をつくる。
心当たりのあるものはひととおり試してみるしかなさそうです。

ストレス元を突き止めるまでの間、過剰な毛づくろいを強制的にやめさせるには、エリザベスカラーという手もありますが、これが一番ストレスになるような気がするなぁ…。
抗うつ薬や抗不安薬などを処方してもらうのも有効かもしれません。
ただ、私はあまり薬を飲ませたくないと思っていることと、薬の効果でストレスを感じにくくさせてしまったら、ストレス元が突き止められなくなるかもしれない気がします。

ストレス元を探りながら、探し当てるまでの間は
”過剰な毛づくろいをしそうになったらオモチャなどで遊びに誘って気をそらせる”
で対応するしかなさそうです。対症療法でしかありませんが…。

2017103003.JPG

知覚過敏症候群の症状の一つに「過剰にグルーミングする」というのがありました。
知覚過敏症候群の原因もストレスであることが多い、とも。
アキくん、しばらく前から知覚過敏症候群の症状が出ていたんですね…。
もっとしっかり見てあげなくては。


 にほんブログ村 猫ブログ 元野良猫・元保護猫へ

コメントをくださったみなさま


nice!(28)  コメント(4) 
共通テーマ:ペット

猫の 『常同障害』 と 『知覚過敏』 について調べてみました [猫の病気]

猫さんの場合、“神経過敏”ではなく『知覚過敏』というらしい
アキくんが首輪を付けると様子がおかしくなってしまうのは、恐怖心や神経質になりすぎているために起こっている“神経過敏”な状態だと思っていました。
でも調べてみたら、猫さんの場合は『知覚過敏』というようです。
さらに『知覚過敏』は、『常同障害』という疾患の一つの症状のようです。
なんだかスゴイ病名です…。

猫の『常同障害』ってなに?
ご飯を食べる・鳴く・グルーミングといった普通の行動が、徐々に本来の目的と関係なく、必要な程度を超える頻度で起こったり、長時間続けて行ったりすることを『常同行動』というそうです。
たとえば、体を痒がり、それがエスカレートして毛をむしり続ける、といった行動です。これが悪化して、自分自身を傷つけてまで常同行動を続けるようになると、『常同障害』というそうです。
まだ分からない部分が多い常同障害ですが、次の4つの症状が多くみられるそうです。

1.心因性脱毛症
 過度のグルーミングによって起こる脱毛。体の一部に起こる場合と、全身に起こる場合がある。
 よく起こる場所は、内股、腹部、太もも内側、足先。
 なめるだけでなく、毛を噛んで引き抜くこともある。
2.毛織物吸い行動および織物摂食行動
 いろんな種類の織物やプラスチックなどの素材を吸ったり噛んだり食べたりする。
 多くは毛織物から始まり、綿、合成繊維などに広がり、中にはプラスチックを好む猫もいる。
 異物誤飲で腸閉塞になることもあるので注意が必要
3.尾追いおよび尾かじり
 自分の尾を自分のものではないかのように威嚇したり追いかけたりする。
 尾を噛んで出血しても激しく動きながら尾追い行動を続ける。
4・知覚過敏症候群
 発情に類似する行動、皮膚の波打つような痙攣と筋肉の痙攣、
 幻覚に似た行動をすることがある。

2017102901.JPG

アキくんは、『4.知覚過敏症候群』の“皮膚の波打つような痙攣”に近い状態でした。
やっぱりこれだったのかなぁ…。

常同障害の原因は何?
常同障害は、遺伝的要因や環境要因など、さまざまな状態が関係する可能性があるといわれているそうです。
要因と考えられているものはいくつかあります。
1.性別:オスに多いという報告がある
2.年齢:1~4歳くらいが多い
3.品種:シャム、アジア系品種、その交雑種が多い
4.性格:不安傾向が強い猫や、過敏な猫
5.早期離乳:本来の離乳期より早く母猫から分離された猫
      栄養面だけでなく、十分な育児行動をうけられないため不安傾向が増す
6.ストレスを引き起こすような疾患への罹患:
     アレルギーや慢性腸炎、手術後カラーをつける、などのストレス
7.皮膚の病気:皮膚疾患によるかゆみや痛みから自身を舐めたり噛む行動が、
    皮膚疾患が治癒しても続く
8.常同障害への対応:
    常同障害を起こしているときに飼い主が関心を払うことが猫にとっての報酬となり
    さらに常同障害を引き起こす原因となることがある

ただし、常同障害でみられる毛を舐め続けたり尻尾を追いかけたりする行動は、他の病気でも見られることがあるので、同じような行動を示す可能性のある病気を調べて、あてはまる疾患がなければ常同障害という診断がくだされるようです。

2017102902.JPG

アキくんは、男の子で4歳でビビりで、離乳食が始まったばかりのころに母猫さんとはぐれてしまったので、上記8項目のうち、1、2、4、5の4項目に該当しています。
むむー、やっぱりこれか…。

では知覚過敏症候群ってどんな症状?
猫の知覚過敏症候群(Feline Hyperesthesia Syndrome)は、異常な行動をとり落ち着きがなくなる状態です。主に以下の9つの症状がみられるといわれています。
1. 背中が波打つように痙攣する
2. 過剰にグルーミングする
3. 瞳孔が拡張する
4. 1点をずっと凝視する
5. 頻繁に鳴く
6. 近くにいる人や物に突然威嚇、攻撃をする
7. 過度に尻尾を振ったり、自分の尻尾を追いかける
8. 突然走ったりジャンプする
9. 自分の体の一部を血が出るほど舐め続けたり噛んだり、自傷行為をする

2017102903.JPG

あれま。アキくん1、2、4、8に該当していましたよ。
これは間違いなさそうですねぇ…。

知覚過敏症候群の治療方法は?
知覚過敏症候群は原因がはっきりしないので、これといった治療法は確立されていないようです。
ストレスが原因と考えられる場合は環境改善をして様子を見ます。
あまりにも症状がひどくなってしまった場合は、抗うつ剤などの薬物治療を行うそうです。

アキくんの場合、背中がゾワゾワ波打つような感じになり、首から肩の周りを必死に舐めて、家中を走り回っていたので、最初はノミやダニなどの虫を疑ったのですが、それは違いました。
動物病院に連れて行き、先生に相談したところ、
『ストレスからこういう行動をとることがあるので、ストレス源をなくして様子を見ましょう。もし毎日朝から晩までそういう行動をとるようなら薬を処方して様子を見ましょう。ただその場合、脳の障害という可能性もあるので、検査が必要になるかもしれません。』
とのことでした。

2017102904.JPG

アキくんの症状は突発的なもので、首輪を外せば落ち着くので、首輪をつけずに過ごして様子を見ましょうということになりました。そして首輪さえつけなければ、いつも通り元気に過ごしてくれています。
やっぱり首輪でなにか怖い思いをしてしまったんでしょうね…。
アキくんは知覚過敏症候群に陥りやすい、ということがわかったので、極力ストレスをかけないように、変わったことをしたりさせたりしないように、気を付けて育てていかなければ。
お坊ちゃん、意外とデリケートだった…。


 にほんブログ村 猫ブログ 元野良猫・元保護猫へ

コメントをくださったみなさま


nice!(32)  コメント(6) 
共通テーマ:ペット
猫の病気 ブログトップ